水蕗のベッドサイドストーリー
こころゆるめる短編集。おやすみ前のゆるい話をお届けします。
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水蕗
2021/11/30 読み切り
母が亡くなったのは平成31年の春分の日だ。 そのころには次の元号が決まっていた。まだあのウイルスは名前も知られていなかった。 ...
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2019/4/23 読み切り
出先で「無いと困るアイテム」があるのならば、持ち歩くのがよい。 父は外食にいくと、食後は必ず爪楊枝を探していた。爪楊枝を置いて...
2019/4/18 読み切り
首都圏エリアで満員電車通勤ともなると、どこもかしこも「押しくら饅頭」とは言わないまでも、知らない誰かには必ず接触する。そんな生活にう...
2019/4/16 読み切り
エセ科学だけでなく、例えば運動一つとっても、短絡的に良いか悪いかを決めたがる人がいる。考えるのをやめてしまったのかもしれない。決めつ...
2017/12/19 読み切り
「感謝は大切だ」というと、単なる道徳的なことであると思ったり、お題目(というと語弊があるかもしれないが)みたいなものだと思う人がいる...
2017/11/14 読み切り
通勤電車に揺られながら思う。 「どんな生活サイクルが最高なのだろう?」 通勤ラッシュが嫌だとか、残業が嫌だとか、嫌だと思...
2017/10/5 読み切り
朝起きて、伸びをひとつ。 ついでに水泳のストリームラインを作ってストレッチ。 腕をぐるぐる回して肩の柔軟。 片膝を...
2017/9/29 読み切り
ケとは普通であり、ハレは特別である。日常と非日常とでもいうのだろうか。 毎日、贅沢三昧をしていると、それは日常となり、ありがた...
2017/5/15 読み切り
「毎日が日曜日!」が幸せの条件ではない。たまに遊ぶから楽しいのであって、毎日遊び暮らしていたら「退廃的」と感じてしまうのではないだろうか。 ...
2017/2/8 読み切り
冬の朝。 空が澄み切った日には、通勤で電車に乗るとスカイツリーと白化粧した富士山を一緒に見ることができる。 得した気分にはなるも...