エセ科学だけでなく、例えば運動一つとっても、短絡的に良いか悪いかを決めたがる人がいる。考えるのをやめてしまったのかもしれない。決めつけてしまうのは楽だからね。
世の中にはいろいろな人がいる。本当にいろいろな人がいる。
肌の色とか目の色とかだけでなく、病気の有無とかアレルギーの有無もあるし、心地よいと思える刺激も温度も言葉も違う。
ひとたび、体に良いと思ったら、痛かろうがつらかろうがやり抜く人もいるし、ちょっとつらいからといってすぐやめる人もいる。
本当のところは、どう感じて、どう考えたのかは分からないけれど、自分と向き合って調整していく人は、意外と少ないのかもしれない。
やりすぎもいけないし、やらなすぎもいけない。だからといって、事務的に真ん中をとるだけでもいけない。どうしてもダメなものだって、その逆だってある。
きちんと自分と向き合って決めること。それが自分の人生を生きるということ。
流されて生きてもいいのかもしれない。でも、人のせいにはしないでよね。
え?ほっといてくれ?
だめだよ。空気悪くなるから。人のせいにして生きてちゃだめだよ。