理想的で現実的な通勤

朝、いつものように電車に揺られながら、これまたいつものように「電車通勤はつらいなあ」とぼやいていた。

窓の外の景色を見ているうちに、ふっと妄想がはじまる。

「独立したら、こんな通勤がなくなるのだろうか?」

「独立して事務所と自宅が一緒だと、なんだか外に出ないような気がしてそれは良くない気がする。」

「車通勤はどうだろうか?」

「混んでいるのは道も一緒。運転していると本が読めないから電車より悪いかもしれない。」

「じゃあ、運転手付きの車なら、作業しながら出社できるのでは?」

「ボクは車酔いするんだ。」

「それなら自転車はどうだろう?」

「天気がいい日ならいいかもしれないけど、それでも道が混んでいるし、歩行者もいっぱい。そんな気分の良いものでもないと思うな。」

対話式に妄想はどんどん膨らむ。

「オフィスと自宅が歩いて通える距離で、いい感じに遠回りもできれば、雨と晴れと運動したいときとで使い分けができて最高だね。そしたら、オフィスも自宅も閑静な住宅地がいいのかな?あるいは閑静な住宅地に隣接したオフィス?なんだか恵比寿・白金のイメージだね。」

以前働いていたブラックな会社がそのあたりだったので、表情が少し翳る。

「まあ、山手線内で独立してオフィスと自宅というのは、なんだか狭っ苦しいので、本意では無いよね。もっとも、そんなこといっても“お金もないくせに”って笑われると思うけど。」

希望は具体的にしておいたほうが「引き寄せ」られるという。この際、「引き寄せ」なんてものはどうでもいい。希望を自分の言葉で明確にしておけば「アレをこうすればそれっぽい感じになるのでは?」と自分で積み上げやすいし、何より、そういう妄想は楽しい。

山手線内でなければどこにオフィスがあるといいのか?

実は私は既に分譲マンションを買ってしまっているので、早々に動くことができない。だから、「自宅から頑張れば歩けそうで栄えている場所」というごく限られた選択肢しかない。

「船橋か西船橋か本八幡・・・。オフィスとして借りられる場所を探してみるかな。」

船橋だと市役所のそばに月額5万以下で個室のオフィスが借りられることが分かった。といっても、コワーキングスペースの最上級グレードみたいなものだが。それでもなかなか現実的な設定である。

西船橋にはない感じで、本八幡だとNPO法人が運用している若干IT感薄い物件が5万程度で見つかった。

「船橋だな!近くにコナミスポーツクラブがあるからトレーニングもしやすいかも!」

さて、なにで起業したものか。それが一番の問題である。

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